怒涛の観劇月間(よりちょっと長いけど)なので、書けるうちに書いておく(笑)。
今日見てきたのは、新宿コマ劇場の劇団☆新感線SHINKANSEN☆RX「五右衛門ロック」。 名前の通り、石川五右衛門が主人公の話でございます。石川五右衛門に古田新太、敵(?)役のクガイ大王が北大路欣也。 その他、脇を固めるキャストも松雪泰子、森山未來、江口洋介、川平慈英、濱田マリ、橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、という感じで、なんだこれ状態。
さすがに、東京がコマ、大阪が厚年での3週間ずつの公演で、合計10万人の動員を目指すというだけはありますわ。
とりあえず、見てきた感想としては「すげー、面白かった!!」という一言に尽きます。
ベースが劇団☆新感線なので、完全にコメディスタイルなんですが、なんかもうミュージカルのようで、ドリフのようで、 ある意味大衆演劇のようで…。まぁ、突き詰めれば「新感線」としか言いようがないかも知れませんが(知ってる人はわかると思うんですが(苦笑))。
とにかく、舞台の展開がスピーディ。これは脚本だけの問題じゃなくて、大道具というか、演出が秀逸でした。 場面転換の衝立(壁だったり、波だったり、森だったり、絵柄はいろいろなんですけど)をうまく使って、 裏側での舞台転換をやってるので、衝立が閉じて開くと場所が変わっているって感じですね。 もちろん、衝立が閉じてる間も前面では芝居は続いているわけで、ほんと息も付かせぬという感じでしたよ。
実際、内容も殺陣の時間がかなり長く、活劇といった雰囲気。 様々なお約束をきっちりこなしながら、場所場所でしっかり笑わせてくるという、わたしのツボにジャストミートな舞台でした。
大衆演劇とか歌舞伎でお馴染みの名乗りをあげるシーンや、実は五右衛門が変身していたという設定で役者が入れ替わるシーンとか、 火縄銃で撃たれた弾丸を刀で打ち返すシーンなど、大喜びで拍手しまくってしまいました(笑)。
シナリオ的には、きちんと突き詰めると「なんだそりゃ?」な展開ばかりなんですが、 この舞台にそういうことを言うのはナンセンスもナンセンス(笑)。そのノリをそのまま受け止めるのが大正解です。
役者陣も、個別に語るとえらいボリュームになってしまうのでやめますが、北大路欣也の存在感は半端なかったです。 もう一言しゃべるだけで、会場全体を掴んでしまうような感じ。
あと、川平慈英ですが、あやしいスペイン人です。動きがすっげーあやしいです。 最近タップをやってることが多いんですが、今回も森山未來とタップ対決状態になったりしています。
松雪泰子、江口洋介、濱田マリなんかもすっげー印象強いです、はい。 何せ、本編が3時間以上あるので(休憩含めれば3時間半以上)、メインクラスの役者にはきちんと見せ場が回ってくるのです。 あと、メイン級とはされていませんが、冠徹弥のシャウトはすばらしかったです。戦闘シーンでずっと歌いまくりです。
あぁそうそう、音楽について触れてなかった。五右衛門ロックというくらいで、音楽はほとんどがロック、それもハードロックです。 何せ、ギター2、キーボード2、ベース、ドラムと6人のバンドが入ってますからね。 もうラストの「五右衛門ロック」(これは曲名ね)なんか、みんなこぶし突き上げてたからなぁ(笑)。 公演が始まって、すでに2週間近く経つので、舞台としてもかなり円熟してきてるんでしょうね。多分客席もだと思いますが(笑)。
時間とお金(ぶっちゃけ、ミュージカル並の値段です)に余裕がある人には是非見てもらいたい舞台ですわ。 とはいえ、ちょっとチケットがすでに厳しいことになってますけどね…。大阪なら取れるかもわからんけど。
やー、DVDとか出たら絶対買いますよ、わたし(笑)。正直、できたらもう一回見たいくらいなんだもの!!
さて、8月末まで、観劇予定が大小含めて13件(しかも増加中!)。 もう最後まで突っ走りますよー(全部感想書くわけじゃないけどね)。よろしくお付き合いのほどを。
写真の説明。1枚目はコマ劇場の外観。2枚目は2階ロビーに設置されていた顔出し看板。3枚目は公式パンフレットの表紙です。


