書かなきゃいけないものがいっぱい溜まってはいるのだが、ちょっとこの件はどうしても言いたいので先に。
今日、崎陽軒のシウマイについて、原材料誤表記により自主回収、農水省が立ち入り調査というニュースが流れました。 これまでも、実はずっと考えていたことではあったのだが、今回の報道でブチっと切れた(苦笑)。
今回の崎陽軒(実は、先ごろ報道された会社のいくつかもですが)、本来原材料の重量順に表記しなければいけないところ、 そうじゃなかったというのがメインの話です。
これ、そんな大層な問題か?
ぶっちゃけ、違法としたって、書面で指導すればいいレベルなんじゃないの? 立ち入り調査って何を調査してるのよ。誤表記があったから、業務のすべてが怪しいってこと? 農水省って、そんなに暇なのか?
この重量順に表記しないといけないっていうルールの存在意義がそもそもよくわからないんですが、 これだけぼこぼこ出てくるということは、実は製造者側にもほとんど知られてなかったんじゃないかと邪推しているのです。
だって、こんな材料の順番を変えたところで、消費者の受け取る印象なんて変わりゃしませんよ。 ということは意図して順番書き換えるメリットがないことになる。そもそも見てる消費者自身がそんなルールは知らないわけだし(赤福以降の一連の騒動で初めて知ったという人が大半でしょう)。
メリットがないんだとすれば、単なる過失レベルの話だと想像されるわけで、こんな大袈裟に報道されるのは馬鹿げてるよ。
正直なところ、一体全体このルールはいつ決められて、どんな告知のされ方をしたのかがすごく気になる。
こういった、一般消費に関わるルール、それも表示に関するルールというのは、 見る側がその内容を理解しなければ、まったくもって意味がない。
もっとはっきり言ってしまえば、消費者が理解していない表示の取り締まりなど、まったく金の無駄である。 もし、このルールに意味があるというならば、その取り締まりに使った予算を、制度の告知に使うべきだ。 今の状況は、食品表示がなんのために行われているのかという制度の根本が抜け落ちているように思えてならない。
農水省はこれを機に、食品表示の意図と目的を再度、根本から考え直すべきだと思う。 ちょっとおちゃらけ気味ではあるが、表示をこんな風にすればいいのではないか。 「賞味期限」→「最高の品質で食べられる期限」、「消費期限」→「安全に食べられる期限」、 「原材料」→「原材料(重量順)」。
いずれにしても、今回の一件で、わたしが腹を立てているのは崎陽軒に対してではなく、農水省に対してなのである。