今日は、ものすごくニュースが賑わう予定でした。多くの重要な事柄が予定されていたからです。
しかし、昨夜から急遽始まった、東京地検特捜部のライブドアへの強制捜査のせいで、すべてが吹っ飛んでしまいました。確かにニュース自体は賑わいましたけどね…。 ライブドアの件は、ここまで時間を割かなくても…と思うほど、マスコミが報じていますので、その本来ニュースを賑わすはずだった内容を拾ってみようと思います。
まず、ヒューザーの小嶋社長の国会証人喚問。正直、ライブドアの調査はこれにぶつけたんじゃないかと、勘ぐりたくなるくらい、見事に消されました。
まぁ、喚問の内容自体もひどいもので、前日マスコミ取材で回答したのと同じ質問に対してさえ「刑事訴追の恐れがあるため、答えられません」と言うなど、 今までの発言はまったくデタラメでしたと言わんばかりの内容。
証人喚問というのは、確かに嘘を言えば、後で偽証罪に問われる可能性もあるものなので、刑事訴追が見え隠れする状態では、 こうなってしまうのは、やむを得ない部分はあるのだが、それにしても釈然としない内容でした。
…何より不満なのが、この話題自体が吹っ飛んでしまったので、国民の多くは証人喚問が行われたこと自体、気付いてないんじゃないかと感じるところ。 東京地検特捜部には、むしろ、ライブドアよりこっちをやって欲しいところなんですが(苦笑)。
次に、宮崎勤被告の最高裁判決。宮崎被告はいわずと知れた連続幼女誘拐事件の犯人ですが、 その犯行事実にはほぼ疑いがなく、犯行時の状態が、責任能力が問えるかどうかという点が最大の焦点でした。
結果は、一審、二審の判決を支持し、被告側の上告を棄却。これで死刑判決が確定することになります。
日本の判例では、これを越えたら死刑しかないという明確なラインが存在します。それは4人を殺害すること。 宮崎事件の場合、殺害したのはまさに4人。だからこそ、焦点は責任能力の有無のみに集約されたということです。 責任能力があると認定されれば、判例上、死刑以外はないわけですから。反省してるとか、殺意はなかったとか、そういう主張は無意味なわけで。
宮崎事件は、いわゆるオタクへの世間の目を、これ以上はないくらい冷たいものにしたわけで、そういう意味ではオタクの敵なわけです。 まぁ、色々思うところはありますよ。でも、死刑制度っていうのも、また色々もやもやするものなわけで。 正直なところ、自分の中で死刑制度について、すっきりした回答が出ることは一生ないんではないかなと最近思います。 それっくらい、人間が人間を裁くというのは、難しいことなんだなぁ…と。
そして、最後に阪神大震災。
今日は阪神大震災から11周年でもありました。震災地を中心に各所で追悼集会や、災害に関する集会などが開かれました。 毎年毎年思うことですが、とにかく忘れないようにしなけれえばならない。 意識しなければ、どんどんと記憶は色褪せていくけれど、止めておかなければならいものは、いっぱいある。
耐震構造偽装なんて事件が持ち上がっている今だからこそ、地震の被害というのを、よく考えてみませんか。 今、あの地震が起こったら、どうなるのか。そういうことを考えると、背筋が寒い思いがします。
そんなこんなで、今日は本当に様々なニュースがあった日でした。 これらの事件に比べれば、ライブドアがどうしたなんていう話は、瑣末な問題だと思うのですが、いかがでしょうか。