XBOX360用国産RPG、「トラスティベル~ショパンの夢」(バンダイナムコゲームズ)をクリアしました。 とりあえず、1周目であけられる実績は全部あけたはず。
でまぁ、このゲームのクリアしての感想としては、世間で言われてるその通りかなぁ(苦笑)。
画面はすごくきれい。単純に解像度が高いという意味だけではなく、デザイナーの勝利でしょう、これは。 例えば、バロックの街や城なんて、ため息出るくらいきれいですよ。ファンタジックな形状といい、配色といいものすごくセンスを感じる。 背景だけ集めた写真集とか出たら、買ってしまいそうなくらい、気に入ってます。
映像的な面でいえば、キャラのモデリングも成功してて、ポルカはやばいくらいかわいいっすね(映像的に)。 キャラ総合としては、ビートが一番かわいいと思うけど(笑)。ショタ属性のまったくないわたしがそう思うんだから、ビートの破壊力たるや恐るべし(笑)。
ゲームとしての部分も、戦闘システムはよくできてると思うし、単純にプレイしてて楽しいんですよ。 必殺技とか防御とかボタン押す楽しさはあるし、話が進むに連れて、戦闘システムがどんどん変わってくのも良い。
なので、ゲームとしては間違いなく優秀な部類に入る。レベルも結構さくさく上がるから、 無駄に敵を探してレベル上げなんてことにはならないし、防御が苦手な人はレベル上げることで対処できるというのも親切。 ただまぁ、後半のシナリオがねぇ…。なんともはや。
正直なところ、プロットからして「超シナリオ」なのか、単に説明不足・筆力不足で意味がわからないのか、判断つきかねる(苦笑)。 多分、ほとんどの人が、最後の戦闘からエンディングの終了までに「なんで?」と口にしたと思う。 そのくらい、ゲーム内の情報では理解できない展開が起こります。正直、小説でも設定集でもいいので、裏設定を補完してもらえませんか。 そうしたら、プロットの問題なのか、ライターの力量の問題なのか判断がつくから(苦笑)。
ちなみに、現時点での俺の認識としては、プロット自体に問題があるのではないかと疑っています(笑)。
まぁ、上記の通り、シナリオについては「?」という部分があるにせよ、それを踏まえた上でも良作といえるゲームですな。 だから、ますますもったいないんですが…。発売日前後の初動が良かったのに、そのあとぱたっとセールスが止まってしまったのは、 絶対シナリオからくる評判のせいだと思ってる。そうでなかったら、本当に神ゲーとしてXBOX360を牽引した可能性すらあるのに…。
あと、このゲームの売りのひとつでもある、ブーニンのショパン楽曲の演奏ですが、非常にクリアに収録されていますし、 これだけで数千円の価値はありますね。5.1chオーディオのピアノ素材なんて、それだけで珍しいですよ(笑)。
まぁ、ブーニンという人のピアノは、非常に癖が強いので、好き嫌いは分かれると思いますけどね。
ちなみに、ゲーム内ではショパンの楽曲は、インターミッションのような形で、ショパンの生涯とともに語られます。 NHKの名曲アルバムという番組がわかる人は、それを想像するとほぼ外さない。
ショパン以外の楽曲に関しても、気持ちよくゲームが楽しめる曲多し。一般戦闘はもう少し曲多くてもいいかも?と思いますが。
総合的には、神になり損ねた佳作ってところでしょうか…。ゲームシステムそのままで、シナリオ作り直しませんかね(苦笑)。 なーんか、ほんともったいないんだよねぇ…。買って損したと思うソフトではないんだけど、シナリオのせいで人には薦めづらい(苦笑)。